先週、9月23日にフランスのシャンソン界を代表る歌手、ジュリエット・グレコがこの世を去りました。日本でも大ニュースになりましたね。 すぐ側にいるような、人に語りかけるような歌い方。力強くも柔軟な声で、優しく心地よく耳に残るグレコの歌。数多くの名曲を歌い、またブレルやフェレ、ゲンズブールの歌をカヴァーしたりもしました。彼女が歌えば、全ての歌が彼女のものになってしまう表現力。彼女の魅力を一言で言うとすれば「人々をうっとり酔わせるカリスマ」! グレコの歌声を聴くだけで、シャンソンの物語が浮かび上がってきて、高揚感が増してしてきます。なんともマジックのよう。「Déshabillez-moi」「Embrasse-moi」のような色っぽく、日本語に訳したら赤面間違えなしの歌詞もグレコが歌えばなんともロマンティック!「Paris canaille」「Sous le ciel de Paris」を目を閉じて聴けば、パリの街並みの中に旅立てます。過ぎた時間の儚さを可愛らしく歌った「 Coin de rue」、サガンが作詞した大人の愛の歌「Sans vous aimer」を聴くとグッと切なくなりますね。ぜひ一度聴いてみてくださいね。他にもここでは書き切れないほどジュリエット・グレコの素晴らしいシャンソンがあります。Merci et adieu notre Juliette…
「Déshabillez-moi」「Embrasse-moi」のような色っぽく、日本語に訳したら赤面間違いなしの歌詞も、グレコが歌えばなんともロマンティック!「Paris canaille」「Sous le ciel de Paris」を目を閉じて聴けば、パリの街並みの中に瞬時に旅立つことができます。過ぎた時間の儚さを可愛らしく歌った「Coin de rue」や、サガンが作詞した大人の愛の歌「Sans vous aimer」を聴くとグッと切なくなりますね。